【リビア方式とは?】北朝鮮の非核化でモデルになるかも知れないリビア方式とは?

どうも、こんにちはツクネです。
北朝鮮の非核化が今後現実になってくると、どういった工程で行われていくかが注目されるところです。
北朝鮮は段階的で同時並行的な措置(体制保障、制裁解除、経済援助)を主張していますが、アメリカのジョン・ボルトン大統領補佐官はリビア方式での解体破棄を提案しているとのこと。
非核化の手段が今後の焦点になりそうなですが、今回は「リビア方式」とは何か調べてみました。
出典:Yahooニュース
【目次】
1.リビア方式とは
2.リビア以外に核兵器を放棄した国は
リビア方式とは
リビアのカダフィ大佐政権下、当時のアメリカのブッシュ大統領とイギリスのブレア首相が核兵器を含む大量破壊兵器の放棄を要求しました。
2003年12月にカダフィ大佐が経済危機、国際的孤立、軍事圧力からこれを受け入れたのち、核兵器関連設備や物質を解体するんですが、実行されたのはリビア国内ではなく、アメリカのオークリッジ研究所に運び入れて解体をおこなったんです。
そして2年かけリビア国内を検証したのちに、ようやく制裁が解除されたという厳しいとされる方式です。
リビア以外に核兵器を放棄した国は
現在の核保有国はアメリカ、ロシア、イギリス、フランス、中国、インド、パキスタン、北朝鮮、イスラエルです。
過去には南アフリカ(自ら放棄)と、ソビエト連邦を構成する共和国だった、ウクライナ、ベラルーシ、カザフスタンも核を保有してましたが、ロシアに移管され、現在はNPT(核拡散防止条約)に調印しており核は保有していません。