【相撲の給料は?】何かと話題の大相撲、公益財団法人で力士は幾ら貰っているの?

どうも、こんにちはツクネです。
公益財団法人の日本相撲協会ですが、サラリーマンと同じようにお相撲さんにはしっかり給料が支払われるんです。
ただ給料を貰えるのは十両以上の力士のみになりますから、約700人程いる力士の中の1割程しか支給されない厳しい世界なんですね。
上位の力士というのは一体いくらの月収なのか、気になるので調べてみました。
【目次】
1.力士の給料はいくら
2.その他の収入は
3.懸賞金の値段
4.タニマチとは
力士の給料はいくら
十両以上の関取は公益財団法人の職員ということで下のような金額の給料があります。
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- 横綱 282万円
- 大関 234万7000円
- 関脇・小結 169万3000円
- 平幕 130万9000円
- 十両 103万円
給料が貰える十両以上が「関取」と呼ばれるんですね。十両より下は、(幕下)(三段目)(序二段)(序ノ口)(番付外)となりますが、力士養成員ということで給料の支給はありません。
但し、場所手当や巡業手当が場所ごとに支払われています。
その他の収入は
給料以外にも十両以上には年2回賞与もあり、1回の支給金額は給料と同額です。
- 横綱 564万(1年合計)
- 大関 469万4000円(1年合計)
- 関脇・小結 338万6000円(1年合計)
- 平幕 261万8000円(1年合計)
- 十両 207万2000円(1年合計)
給料・賞与以外にも地方場所のときには「出張手当」、東京場所のみ「力士補助金」、過去の成績などに応じて支給される「力士褒賞金」というのがあります。
報奨金は勝ち星や優勝回数、金星の数によって細かく規定されているので、強い力士はたくさんのお金が稼げるということですね。
横綱・大関・関脇・小結だけには、この他にも特別手当というものが毎場所支給されているんです。
懸賞金の値段
人気のある力士や、注目のある取り組みには懸賞も多数掛かります。
取組の前に永谷園とかの懸賞旗が土俵上に回るアレですね。
懸賞は1本 62,000円になり、相撲協会の必要経費 5,300円を引いた56,700円(内26,700円は積み立て)が勝ち力士の獲得賞金になります。
ちなみに今までの最高額の懸賞本数は、白鵬の33回目の優勝が掛かった時の61本。私も見てましたが、行司から受け取る姿が壮観だったのを憶えています。
タニマチとは
相撲取りの収入には規定の金額や懸賞以外にも、相撲部屋や幕内力士についている「タニマチ」という後援者からの小遣い的なものもあります。
タニマチは個人であったり団体であったりですが、贔屓にしている力士の遊興の金銭援助や化粧まわしの提供などしてくれ、太っ腹なタニマチは相撲部屋の力士が優勝したら百万円の祝儀、勝ち越した力士へ十万円の祝儀などもあるとのこと。
昔ほど豪勢ではないものの、力士にとってはありがたい支援者のようです。